2026.7.9
【膝から音が鳴る】痛みのない音と受診を考えたい症状の違い
立ち上がったときに膝がポキッと鳴る、階段でパキパキ音がする、しゃがむと膝の中で音を感じることはありませんか。
膝の音は、痛みや腫れがなければ必ずしも異常を示すものではありません。一方で、けがの瞬間に大きな音がした場合や、痛み、腫れ、引っかかりを伴う場合は、膝の組織に不調が起きている可能性があります。今回は、音だけの場合と早めに確認したい症状の違いをご紹介します。

膝を曲げ伸ばししたときに音がしても、痛みや腫れがなく、歩行や日常動作に支障がなければ、音だけで病気やけがと決めることはできません。NHSも、痛みを伴わないクリック音は一般的なものと案内しています。
ただし、音の大きさだけでは判断できません。いつから鳴るようになったか、特定の動作だけで鳴るか、以前より回数が増えたかに加えて、痛みや動かしにくさの有無を確認しましょう。

膝は骨、軟骨、半月板、靱帯、腱、筋肉が協力して動く関節です。音には、膝蓋骨まわりの動き、腱や周辺組織の滑り、関節面の変化など、さまざまな要因が関係することがあります。音がする場所だけで原因を一つに絞ることはできません。
階段や立ち上がりで音と痛みが出る、長く座ったあとに膝がこわばる場合は、膝蓋骨周辺や関節面への負担が関係していることがあります。無理に音を消そうとして、深くしゃがむ、強くひねるといった動作は避けましょう。

クリック音に加えて、膝が引っかかる、途中で動かなくなる、膝崩れする、腫れて不安定に感じる場合は、半月板や靱帯などの状態を確認する必要があります。特に歩行やしゃがむ動作で症状が強くなる場合は、音だけとして放置しないことが大切です。
転倒やスポーツ中に大きな音がして、その直後から痛みや腫れが出た場合も注意が必要です。音が鳴ったあとに体重をかけにくい、膝を伸ばせない場合は、早めに整形外科などへ相談してください。

音が気になるからといって、何度も膝を曲げ伸ばしして確認したり、わざと鳴らしたりする必要はありません。痛みがある間は、深いスクワット、繰り返しの階段、走る、跳ぶといった負担を減らしましょう。
長く座ったあとは、いきなり立ち上がらず、足首を動かしてから膝を小さく曲げ伸ばしします。歩くときは膝だけで衝撃を受けず、股関節や足首も自然に使いましょう。痛みが増えない範囲で動かし、完全に動かさない状態を長く続けないことも大切です。

膝が強く痛む、大きく腫れる、体重をかけられない、膝がロックする、何度も膝崩れする、痛みを伴うクリック音が続く場合は、医療機関へ相談してください。膝が変形している場合や、けがの瞬間に大きな音がして急に動かせなくなった場合は、早急な確認が必要です。
膝が赤く熱を持ち、発熱や強い体調不良を伴う場合は、感染症などとの区別が必要です。こうした症状がなく、歩き方や股関節、足首の使い方による膝への負担が気になるときは、TCC整骨院へご相談ください。
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