2026.7.17
【抱っこで肩・腰・手首がつらい】体に負担をためにくい子どもの支え方
子どもを抱っこしたあとに肩が重い、腰が張る、親指側の手首が痛むと感じることはありませんか。
抱っこでは、子どもの体重を腕だけで支えるのではなく、肩、背中、腰、手首まで使います。同じ側で長く支える、体から離して持つ、前かがみのまま持ち上げると負担が集中しやすくなります。今回は、日常の抱っこで見直したい持ち上げ方と支え方をご紹介します。

子どもを長く抱えると、肩をすくめた姿勢や体を横へ傾けた姿勢が続きやすくなります。腰を反らして重さを受けたり、片側の腕へ体重を預け続けたりすると、肩、腰、腕の複数箇所が疲れやすくなります。持ち上げや運搬では、荷重を体へ近づけ、横へ傾いたりひねったりしないことが基本です。
また、親指側の手首が痛み、握る、ひねる、持ち上げる動作で悪化する場合は、親指を動かす腱の周辺へ負担がかかっている可能性があります。子どもを繰り返し持ち上げる動作は、ドケルバン病と呼ばれる手首の痛みと関連することがあります。

床や低い場所から抱き上げるときは、腕を伸ばしたまま上体だけを倒さず、子どもの近くまで移動します。足を安定させ、股関節と膝を軽く曲げてから、子どもを胸元へ引き寄せるように持ち上げましょう。重さを体から離すほど、腰や肩への負担は大きくなりやすくなります。
向きを変えるときは、子どもを抱えたまま腰だけをひねらず、足を踏み替えて体全体の方向を変えます。床でのお世話やおもちゃを片づけるときも、腰だけを深く曲げ続けず、膝をつく、低い椅子を使うなど、作業する高さを調整してください。

いつも同じ腰骨へ子どもを乗せると、体を片側へ傾けた状態が続きやすくなります。短い間隔で左右を替え、肩をすくめず、骨盤の真上に上半身を戻す時間をつくりましょう。子どもを運ぶ距離が長い場合は、抱っこひもやベビーカーなども使い、腕だけで支え続ける時間を減らします。
ただし、左右を頻繁に替えるだけで痛みが解決するとは限りません。片側に痛みがある場合は、無理にその側へ持ち替えず、抱っこの時間を短くする、座って支える、家族と交代するなど、総量を減らすことも大切です。

子どものお尻や背中を支えるときに、手首を大きく反らし、親指を広げたまま体重を受けると、親指側の手首へ負担が集中します。手のひらだけで持ち上げず、前腕も子どもの体へ添え、肘を体の近くに置いて支えましょう。強く握り込むより、子どもを体へ密着させて腕全体で受ける方が負担を分散しやすくなります。
授乳や寝かしつけで座るときは、腰の後ろや腕の下へクッションを入れ、肩と腕の力を抜ける高さに調整します。肩を前へ丸めたまま長く支えず、姿勢や抱き方をこまめに変えてください。

抱っこの時間を減らしても痛みが悪化する、肩を上げにくい、握る力が弱い、物を落とす、手首や手にしびれや感覚低下がある場合は、整形外科などで状態を確認してください。手首の痛みが日常動作を妨げる、繰り返す、二週間ほど改善しない場合も受診の目安です。
転倒や事故のあとに強い肩や腰の痛みが出た場合、両脚のしびれや力の入りにくさ、排尿や排便の変化、股の周囲の感覚低下を伴う腰痛は、早急な医療対応が必要です。こうした症状がなく、抱っこによる姿勢や肩、腰、手首の使い方が気になるときは、TCC整骨院へご相談ください。
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