2026.9.1
新聞や本を読むと首がつらい
新聞や本を読んでいると、「首の後ろが重い」「肩まで張ってくる」と感じることはありませんか。
読書そのものに問題があるわけではありませんが、長時間うつむいた姿勢を続けると、首や肩まわりの筋肉に負担がかかりやすくなります。
今回は、新聞や本を読むと首がつらくなりやすい理由と、下を向き続けないための高さや姿勢の工夫についてご紹介します。

本や新聞を膝の上や低いテーブルに置くと、自然と頭を前へ倒した姿勢になりやすくなります。
頭はある程度の重さがあるため、前へ傾くほど首や肩まわりの筋肉が支える負担も大きくなります。
短時間であれば問題なくても、同じ姿勢を長く続けることで、首の後ろ側や肩に重さ、張り、違和感を感じることがあります。
まずは「どのくらい下を向いているか」を意識してみることが大切です。

首への負担を減らすには、本や新聞をできるだけ顔に近い高さへ上げることがポイントです。
机で読む場合は、本の下に台を置いたり、ブックスタンドを使ったりすると、視線を大きく下げずに読みやすくなります。
新聞の場合も、膝の上に広げたまま読むより、テーブルの上に置いて体との距離を調整した方が、深くうつむく姿勢を避けやすくなります。
腕だけで持ち上げ続けると肩が疲れるため、手だけで高さを保とうとしないことも大切です。

読書中は内容に集中するほど、徐々に背中が丸くなり、顔が本へ近づいていくことがあります。
椅子に深く座り、背もたれを利用しながら上半身を支えると、首だけで姿勢を保ちにくくなります。
また、足の裏が床につく高さに調整すると、骨盤や上半身も安定しやすくなります。
無理に胸を張る必要はありませんが、頭だけが前へ出た姿勢になっていないか、ときどき確認してみましょう。

姿勢を整えていても、長時間同じ状態を続ければ筋肉は疲れてきます。
一区切りついたら本や新聞から目を離し、顔を上げたり、肩を軽く動かしたりして姿勢を変えましょう。
一度立ち上がって数歩歩くだけでも、首や肩を同じ位置で支え続ける時間を減らせます。
「正しい姿勢をずっと保つ」よりも、「同じ姿勢を長く続けない」ことを意識する方が実践しやすいでしょう。

読む姿勢を工夫しても首の痛みが続く場合や、普段の生活でも首を動かしにくい場合は、無理をして読書を続けないことが大切です。
首のつらさには、姿勢だけでなく肩まわりの緊張や背中の動き、日常生活での体の使い方など、さまざまな要因が関係することがあります。
また、腕や手のしびれ、強い痛みなどを伴う場合には、医療機関への相談が必要になることもあります。
新聞や本を読むときは、読む物の高さと体との距離を見直し、首だけを長時間下へ向け続けない姿勢を心がけていきましょう。
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