2026.9.9
【床に座っていると腰が痛い】あぐら・横座りで腰に負担をためない座り方と姿勢の変え方
子どもと遊ぶ、テレビを見る、洗濯物をたたむなど、家の中で床に座る機会は意外と多いものです。しかし、「しばらく床に座っていると腰が痛くなる」「立ち上がると腰が伸びにくい」と感じる方もいます。
床座りでは椅子よりも骨盤や股関節の位置が崩れやすく、同じ姿勢を続けることで腰に負担が集まることがあります。

あぐらをかいたとき、骨盤が後ろへ倒れると背中から腰が大きく丸まりやすくなります。その姿勢を長時間続けると、腰や背中の筋肉が同じ状態で引き伸ばされ続けます。
無理に胸を張る必要はありませんが、お尻の下に薄いクッションを入れて少し高さをつくると、骨盤を起こしやすくなる場合があります。

両脚を同じ方向へ流す横座りでは、骨盤や腰が左右どちらかへ傾きやすくなります。短時間であれば問題にならなくても、いつも同じ方向へ脚を流していると負担が偏りやすくなります。横座りをする場合は左右を入れ替えたり、途中で別の姿勢に変えたりしましょう。

床に座るとき、「姿勢を崩さないように」と体を固め続ける必要はありません。どのような座り方でも、長時間同じ姿勢を続ければ体はこわばります。あぐら、脚を伸ばす、椅子に移動するなど、姿勢そのものを定期的に変えることが重要です。

長時間床に座った直後は、腰や股関節が固まっていることがあります。その状態から勢いよく立ち上がると腰へ急に力が加わるため、立つ前に脚の位置を変えたり、体を軽く起こしたりしてから動き始めましょう。
近くに安定した家具がある場合は、手を支えに使う方法もあります。

床座りによる腰の痛みを繰り返している場合は、座り方だけでなく生活環境を変える方法もあります。
座椅子やクッション、小さな椅子などを使い、腰や股関節に負担がかかりにくい高さをつくることも選択肢です。
強い痛みが続く、脚のしびれを伴う、日常生活にも支障が出ている場合は、姿勢だけの問題と考えず適切な相談先で状態を確認しましょう。
床に座っていると腰が痛くなる場合、「一番正しい床座り」を探すよりも、同じ姿勢を長く続けないことが重要です。クッションなども利用しながら、こまめに姿勢を変える習慣を取り入れてみましょう。
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