2026.6.20
【呼吸が浅い】猫背・肋骨まわりの硬さが疲れやすさにつながる理由
「しっかり休んだはずなのに疲れが抜けない」「深呼吸しようとしても吸いにくい」と感じることはありませんか。
呼吸が浅い状態は、肺そのものの問題だけでなく、姿勢の崩れや肋骨まわりの動きにくさが関係していることがあります。特に猫背が続いている方は、胸が開きにくくなり、自然と浅い呼吸になりやすい傾向があります。今回は、呼吸が浅く感じる理由と、疲れやすさにつながる仕組みをわかりやすくご紹介します。

呼吸は、体に酸素を取り込み、力みをゆるめるためにも大切な働きをしています。ところが、浅い呼吸が続くと、無意識のうちに首や肩まわりに力が入りやすくなり、体が休まりにくくなることがあります。
その結果、肩や背中が張りやすくなったり、集中しにくくなったりして、「なんとなく疲れが抜けない」と感じることがあります。はっきりした痛みがなくても、呼吸の浅さが不調の一つになっている場合があります。

猫背になると、頭が前に出て背中が丸まり、胸が開きにくくなります。すると、息を吸うときに必要な胸や肋骨の動きが小さくなり、深く呼吸しにくくなります。
デスクワークやスマートフォンを見る時間が長い方は、この姿勢が続きやすく、呼吸の浅さにもつながりやすくなります。姿勢が崩れたままでは、呼吸するたびに余計な力を使いやすく、首や肩の疲れも重なりやすくなります。

呼吸をするときは、肺だけでなく肋骨やその周辺の筋肉も一緒に動いています。ところが、同じ姿勢が続いたり、体をひねる動きが少なかったりすると、肋骨まわりがかたくなり、胸の広がりが小さくなることがあります。
すると、息を吸っても胸が十分に広がらず、浅く速い呼吸になりやすくなります。肩こりや背中の張りが強い方の中には、こうした肋骨まわりの動きにくさが関係しているケースもあります。

まず意識したいのは、長時間同じ姿勢を続けないことです。座りっぱなしが続くときは、途中で立ち上がって肩を回したり、背すじを軽く伸ばしたりするだけでも違います。
また、深く吸おうと無理をするより、まずは胸を少し開きやすい姿勢をつくることが大切です。あごが前に出すぎていないか、肩がすくんでいないかを見直すだけでも、呼吸しやすさが変わることがあります。入浴後など体が温まっているタイミングで、背中や胸まわりをやさしく動かすのも一つの方法です。

呼吸が浅い感じが続き、疲れやすさや肩こり、背中の張りがなかなか抜けないときは、姿勢や体のかたさを見直すサインかもしれません。休んでも変わらない場合や、仕事や家事に集中しにくいほど不調が続く場合は、一度体の状態を確認することをおすすめします。
一方で、息苦しさが強い場合や、胸の痛み、動悸、強いだるさを伴う場合は、整形外科だけでなく内科など医療機関での確認が必要なこともあります。
呼吸の浅さは気のせいで片づけられがちですが、姿勢や肋骨まわりの動きが関係していることも少なくありません。気になる状態が続くときは、TCC整骨院へお気軽にご相談ください。
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