2026.9.8
【寝返りをすると腰が痛い】夜中や朝方に腰へ負担を集めない体の向け方と寝姿勢
「寝返りをすると腰が痛い」「夜中に体勢を変えるたびに腰が気になる」「朝起きたときだけ腰がこわばっている」。このような悩みがあると、寝具が合っていないのではないかと考える方も多いでしょう。
もちろんマットレスや枕も関係しますが、寝ている間の姿勢や寝返りの仕方によって腰へ負担が集まっている場合もあります。特に、上半身と下半身を別々に動かすような寝返りを繰り返していると、腰をひねる動きが大きくなりやすくなります。

寝返りは、同じ場所に圧力がかかり続けないように体勢を変える自然な動作です。
しかし、腰まわりがこわばっていたり、胸や股関節が動きにくかったりすると、本来は体全体で行う寝返りを腰だけで補おうとすることがあります。
たとえば肩だけ先に回して骨盤が後からついてくるような動きでは、腰にねじれが生じやすくなります。普段からデスクワークや長時間の運転が多い方は、体が固まった状態のまま就寝することもあるため注意が必要です。

寝返りをするときは、肩だけ、脚だけを先に動かそうとせず、体をひとまとまりにして向きを変える意識を持ってみましょう。
仰向けから横向きになる場合は、膝を軽く曲げた状態で脚をそろえ、肩と骨盤が大きくずれないように体全体を横へ向けます。勢いよく腰をひねる必要はありません。ゆっくり向きを変えるだけでも、腰への急な負担を抑えやすくなります。

横向きで寝るとき、上側の脚が大きく前へ落ちると骨盤がねじれ、腰がひねられた状態になりやすくなります。両膝を軽く曲げ、必要であれば膝の間に小さなクッションや丸めたタオルを挟むと、骨盤の位置を保ちやすくなります。
反対に、体を小さく丸めすぎる姿勢も腰や背中がこわばる原因になることがあります。楽に呼吸できる程度の自然な姿勢を目安にしてください。

一日の最後まで座りっぱなしだった場合、そのまま布団に入ると腰や股関節まわりの筋肉が緊張した状態が続くことがあります。
就寝前に数分歩いたり、背伸びをしたり、腰を痛みのない範囲でゆっくり動かしたりするだけでも構いません。強いストレッチをする必要はありません。寝る前は「伸ばす」ことよりも、固まった体を軽く動かすことを意識しましょう。

寝返りのたびに強い腰痛が出る、日に日に痛みが強くなる、脚のしびれや力の入りにくさを伴う場合などは、単純な寝姿勢の問題とは限りません。
無理に体を動かして様子を見るのではなく、症状が長引く場合は医療機関や専門家へ相談することも大切です。
寝返りで腰が痛いときは、寝具だけでなく「体をどのように向けているか」にも目を向けてみましょう。肩と骨盤を一緒に動かし、腰だけをねじらないことが、夜間や朝方の腰への負担を減らすポイントです。
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