2026.6.11
【産後の骨盤ケア】腰痛だけじゃない、足・姿勢・疲れやすさへの影響
「産後から腰がつらくなった」
「抱っこや授乳で姿勢が崩れている気がする」
「歩くと足が疲れやすい」
「出産前より体が重く、疲れが抜けにくい」
「骨盤まわりの違和感が気になる」
このようなお悩みはありませんか?
産後の体は、妊娠・出産による変化に加え、授乳、抱っこ、寝不足、家事、育児などの負担が重なりやすい時期です。
そのため、腰痛だけでなく、肩こり、背中の張り、足の疲れ、姿勢の崩れ、体のだるさなど、さまざまな不調を感じる方がいます。
「産後の骨盤ケア」というと、骨盤だけを整えるイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし実際には、骨盤まわりだけでなく、腹部、背中、股関節、足元、姿勢、日常の体の使い方まで含めて見直すことが大切です。
今回は、産後の骨盤まわりに負担がかかりやすい理由と、腰痛だけでなく、足・姿勢・疲れやすさにどのような影響が出るのか、日常生活でできるケアについてご紹介します。

出産後は、赤ちゃんのお世話が始まり、生活リズムが大きく変わります。
その一方で、お母さんの体はまだ回復途中です。
妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて重心が変わり、腰や骨盤まわり、股関節、足元に負担がかかりやすくなります。
出産後もすぐに妊娠前の体の状態に戻るわけではなく、体力や筋力、姿勢の感覚が変化していることがあります。
また、産後は次のような負担が重なりやすくなります。
抱っこが増える・授乳やミルクで前かがみ姿勢が増える
寝不足になりやすい・家事と育児で休む時間が少ない・外出や運動の機会が減る
自分の体のケアが後回しになる・腰や肩、足に負担がかかりやすい
産後の不調は、単に「骨盤が悪い」というよりも、妊娠中から産後にかけての体の変化と、育児中の姿勢や生活習慣が重なって起こることが多いです。
そのため、産後の骨盤ケアでは、骨盤だけに注目するのではなく、体全体のバランスを確認することが大切です。

妊娠中は、お腹の赤ちゃんを支えるために、骨盤まわりや股関節、腰まわりに負担がかかりやすくなります。
お腹が大きくなると、体の重心が前に移動しやすくなります。
その結果、腰を反るような姿勢になったり、足を広げて歩いたり、股関節や骨盤まわりに負担がかかりやすくなる場合があります。
また、出産後は赤ちゃんのお世話が中心になり、次のような姿勢が増えます。
前かがみで授乳する・片側ばかりで抱っこする
腰を丸めて座る・床に座る時間が増える・腕だけで赤ちゃんを支える
寝不足で体に力が入りやすい・休む時間が少なく、筋肉がこわばりやすい
このような姿勢や動作が続くと、骨盤まわりだけでなく、腰、背中、肩、股関節、足元にも負担がかかります。
「産後だから骨盤が気になる」と感じていても、実際には骨盤だけでなく、姿勢や体の使い方全体が関係している場合が多いのです。

産後の不調として多いのが腰痛です。
赤ちゃんを抱っこする時間が長くなると、腰に負担がかかりやすくなります。
また、授乳やおむつ替え、寝かしつけなどで前かがみ姿勢が増えると、腰や背中の筋肉がこわばりやすくなります。
産後の腰痛には、次のような要因が関係していることがあります。
抱っこによる腰への負担・授乳時の前かがみ姿勢
骨盤まわりの筋力低下・腹筋や体幹の働きにくさ・股関節の硬さ・寝不足や疲労
片側抱っこのクセ・床からの立ち上がり動作の繰り返し
特に、産後は赤ちゃん中心の生活になり、自分の姿勢を意識する時間が少なくなります。
気づかないうちに、腰に負担のかかる姿勢を続けていることもあります。
腰痛を「産後だから仕方ない」と我慢していると、抱っこや家事がつらくなり、日常生活にも影響しやすくなります。

産後の骨盤まわりの変化や姿勢の崩れは、足の疲れにも関係することがあります。
骨盤や股関節まわりの筋肉がうまく働きにくくなると、立つ・歩く・階段を上るといった動作で、足に余計な負担がかかりやすくなります。
また、産後は次のような場面で足が疲れやすくなることがあります。
抱っこしながら立っている時間が長い・赤ちゃんをあやすために歩き回る
家の中で立ったり座ったりを繰り返す・階段の上り下りが増える・外出時に荷物が多い
運動不足で足の筋力が落ちている・足首や股関節が硬くなっている
足元が不安定になると、体はバランスを取ろうとして、膝、股関節、腰にも負担をかけます。
「産後から足が疲れやすくなった」
「少し歩いただけで足が重い」
「抱っこして立っていると足腰がつらい」
このような方は、骨盤まわりだけでなく、足元や股関節の状態も確認することが大切です。

産後は、授乳や抱っこ、おむつ替えなどで前かがみの姿勢が増えやすくなります。
赤ちゃんの顔をのぞき込む。
背中を丸めて授乳する。
腕だけで赤ちゃんを支える。
片側の肩に力を入れて抱っこする。
このような姿勢が続くと、首、肩、背中に負担がかかります。
また、骨盤が後ろに倒れたような座り方が続くと、背中が丸まり、頭が前に出やすくなります。
その結果、肩こり、首こり、背中の張り、頭の重さなどにつながることがあります。
産後の不調は、腰だけに出るとは限りません。
骨盤まわりの安定性、座り方、抱っこの姿勢、授乳時の姿勢などが、肩や背中の不調にも関係している場合があります。

産後は、睡眠不足や育児の負担によって疲れやすくなる方が多くいます。
しかし、疲れやすさは体力だけの問題とは限りません。
姿勢の崩れや筋肉のこわばり、呼吸の浅さ、体の使い方のクセなども関係することがあります。
例えば、背中が丸まり、胸が閉じた姿勢が続くと、呼吸が浅くなりやすくなります。
呼吸が浅くなると、体が緊張しやすく、肩や背中の力が抜けにくくなる場合があります。
また、骨盤まわりや体幹の筋肉がうまく働きにくいと、抱っこや家事などの日常動作で必要以上に力を使ってしまうことがあります。
同じ動作をしていても、体の使い方に偏りがあると、疲れを感じやすくなるのです。
「寝ても疲れが抜けにくい」
「抱っこするとすぐ腰や背中がつらくなる」
「体にずっと力が入っている感じがする」
このような方は、姿勢や体の緊張を見直すことも大切です。

産後の骨盤ケアという言葉から、「骨盤だけを整えれば良い」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、産後の体を整えるうえで大切なのは、骨盤だけを単独で見ることではありません。
骨盤は、背骨、股関節、足元、腹部、骨盤底筋、姿勢、歩き方などとつながっています。
そのため、産後のケアでは次のような視点が大切です。
骨盤まわりの負担・腰や背中の筋肉の緊張・股関節の動き
足元の安定性・立ち方や歩き方・授乳や抱っこの姿勢
体幹の働き・日常生活での動作のクセ
骨盤まわりを整えることは大切ですが、同時に、日常生活でどのように体を使っているかも確認する必要があります。
「骨盤を整える」というよりも、産後の体全体が無理なく動きやすい状態を目指すことが大切です。

産後の腰痛や体の不調がある場合、次のような症状があるときは、整骨院でのケアよりも先に医療機関へ相談することをおすすめします。
強い腹痛がある・出血が多い、または急に増えた・発熱がある
傷口や帝王切開の部位に強い痛みや腫れがある・片足だけ急に腫れた
ふくらはぎに強い痛みや赤み、熱感がある・息苦しさや胸の痛みがある
尿もれや排尿トラブルが強い・骨盤まわりや股関節の痛みで歩けない
強いしびれがある・気分の落ち込みが強く、日常生活に支障がある
赤ちゃんのお世話が難しいほど体調が悪い
産後は、体だけでなく心も大きく変化しやすい時期です。
痛みや不調が強い場合、不安がある場合は、我慢せず産婦人科や医療機関へ相談しましょう。
特に、強い痛み、出血、発熱、片足だけの腫れ、息苦しさ、胸の痛みなどがある場合は、早めの受診が必要です。

産後の体を整えるために、特別なことを一度に始める必要はありません。
まずは、日常生活の中で無理なくできることから始めましょう。
授乳や抱っこの姿勢を見直す
授乳や抱っこのときは、赤ちゃんに合わせようとして、お母さんの姿勢が崩れやすくなります。
背中を丸めすぎない。
肩に力を入れすぎない。
クッションを使って赤ちゃんの高さを調整する。
片側ばかりで抱っこしないように意識する。
このような小さな工夫でも、腰や肩への負担を減らしやすくなります。
立ち上がり方を意識する
床や椅子から立ち上がるとき、腰だけで起き上がろうとすると負担がかかります。
足をしっかり床につける。
お腹に軽く力を入れる。
手を使って支える。
急に立ち上がらない。
産後は、何度も立ったり座ったりを繰り返します。
日常の動作を少し丁寧にすることが、体への負担を減らすことにつながります。
深く息を吐く時間をつくる
育児中は、気づかないうちに呼吸が浅くなりやすいです。
肩の力を抜き、ゆっくり息を吐く。
背中を丸めすぎず、胸を少し開く。
短い時間でも、呼吸を整える意識を持つ。
呼吸を整えることで、首や肩、背中の緊張がゆるみやすくなることがあります。
足首や股関節をやさしく動かす
産後は、外出や運動の機会が減り、足首や股関節が硬くなりやすい時期です。
足首を回す。
膝を軽く左右に倒す。
股関節を無理のない範囲で動かす。
短時間だけ歩く。
痛みがない範囲で、少しずつ動かしていきましょう。
無理に運動を始めすぎない
産後の体は回復途中です。
早く体を戻したいと思っても、急に強い運動を始める必要はありません。
特に、痛みがある場合や、出産後間もない時期は、無理をしないことが大切です。
運動を始める時期や内容に不安がある場合は、産婦人科や専門家に相談しましょう。

産後の不調がある場合、まず大切なのは、お身体の状態を確認することです。
腰がつらいのか。
骨盤まわりに違和感があるのか。
股関節や足に負担が出ているのか。
肩や背中の張りが強いのか。
抱っこや授乳の姿勢にクセがあるのか。
TCC整骨院では、骨盤まわりだけでなく、腰、背中、股関節、足元、姿勢、日常生活での体の使い方などを確認し、お身体の状態に合わせたケアをご提案します。
骨盤まわり・腰・股関節の状態を確認
産後は、骨盤まわりや腰、股関節に負担がかかりやすくなります。
筋肉の緊張、動きにくさ、左右差、立ち方や歩き方のクセなどを確認しながら、無理のないケアを行います。
姿勢や育児動作のクセを確認
産後の不調は、抱っこ、授乳、おむつ替え、寝かしつけなど、毎日の動作と関係します。
どの姿勢で腰がつらくなるのか。
どちら側で抱っこすることが多いのか。
座り方や立ち上がり方に負担がないか。
このような部分を確認しながら、日常生活で取り入れやすい工夫もお伝えします。
足元から体全体のバランスを確認
産後は、足が疲れやすくなったり、歩き方が変わったりする方もいます。
骨盤だけでなく、足元、膝、股関節、姿勢のつながりを確認し、体全体のバランスを整えることを目指します。
必要に応じて医療機関への相談をご案内します
産後の不調には、医療機関での確認が必要な症状もあります。
強い痛み、出血、発熱、しびれ、片足だけの腫れ、息苦しさ、気分の落ち込みが強い場合などは、産婦人科や医療機関への相談をおすすめします。
産後の骨盤まわりの不調は、腰痛だけに限りません。
足の疲れ、姿勢の崩れ、肩こり、背中の張り、疲れやすさなど、体全体に影響することがあります。
「産後だから仕方ない」
「育児中だから我慢するしかない」
「腰だけの問題だと思っていた」
そう感じている方も、骨盤まわりだけでなく、姿勢や足元、日常の体の使い方を見直すことで、体の負担を減らしやすくなる場合があります。
「産後から腰がつらい」
「骨盤まわりの違和感が気になる」
「抱っこや授乳で姿勢が崩れている」
「足が疲れやすくなった」
「疲れが抜けにくく、体が重い」
このようなお悩みがある方は、無理に我慢せず、お身体の状態を一度確認してみることをおすすめします。
TCC整骨院では、秋田市・盛岡市・仙台市の各院で、産後の骨盤まわり、腰痛、姿勢、足の疲れ、育児中の体の負担に関するご相談を受け付けています。産後の体の不調が気になる方は、お近くの院へご相談ください。症状や対応の可否については、ご予約時に各院へご確認ください。
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