2026.10.16
【肋骨まわりの痛み】深呼吸や体をひねると痛むときに確認したい症状と注意点
「深く息を吸うと脇腹がズキッとする」「体をひねると肋骨のあたりが痛む」。そんな経験はありませんか。胸まわりの筋肉や軟骨に負担がかかっている場合もありますが、肺や心臓などの病気が隠れていることもあります。動作との関係だけで判断せず、ほかの症状にも目を向けましょう。

肋骨は胸を囲み、息を吸ったり吐いたりするたびに動いています。肋骨の間の筋肉や胸の前側の組織に負担がかかると、深呼吸、咳、寝返り、上半身をひねる動作などで痛みが出ることがあります。ただし、動かしたときに痛むという特徴だけでは、原因を特定できません。

重い物を持つ作業、慣れない運動、咳が長く続いたあとなどは、胸まわりの組織に負担がかかることがあります。また、肋骨と胸骨をつなぐ部分に炎症が起こる「肋軟骨炎」では、胸の前側や横側が痛み、押したときや深呼吸で痛みが強くなる場合があります。似た痛みでも原因はさまざまで、自己判断は禁物です。

肺を包む膜に炎症が起こる胸膜炎でも、息を吸うと痛みが強くなることがあります。肺炎、気胸、肺血栓塞栓症などでも胸の痛みが出る場合があり、息苦しさ、発熱、咳、血の混じった痰などを伴うことがあります。また、胸の圧迫感や腕・あごに広がる痛みは心臓の病気を疑う重要なサインです。

痛みが出る動作を繰り返したり、重い物を無理に持ち上げたりせず、負担の大きい作業を一時的に減らしましょう。痛む場所を強く押す、無理にひねって伸ばすといった行為も控えます。ただし、息苦しさや発熱があるときは、姿勢やストレッチで対処しようとせず、医療機関に相談してください。

原因の分からない胸や肋骨まわりの痛みが続く、繰り返す、悪化する場合は、内科などの医療機関で相談しましょう。突然の強い胸痛、胸の締め付け、強い息苦しさ、冷や汗、意識が遠のく感じ、胸痛に血痰を伴う場合は、救急車(119番)を呼ぶ必要があります。「筋肉痛だろう」と決めつけず、まず危険な原因がないか確認することが大切です。
- カテゴリー:
- 姿勢
- 自律神経・生活習慣由来の不調
お気軽にご相談ください!
